VICの窓から

2022年2月

大雪

 節分は冬と春の分かれ目。次の日2月4日が立春 春の始まる日、暦の上では。
冬型の気圧配置が続いていて、上空に流れ込んでくる寒気の情報が幾度となく伝えられる。

 日本海側を中心に積雪が増えた。天元台スキー場では5mを超えた。風が吹き荒れ、猛吹雪となる。除排雪作業の協力が呼びかけられている。

道の駅のおもてなし

白鷹 あゆ茶屋

 最上川の幸 鮎。やな漁が行われている 白鷹町あゆ茶屋では、鮎の寒風干しがこの時季の風物詩となっている。
丁寧に内臓を取り除き、タレに漬け込んだ鮎を8日間ほど寒風にあて旨味を引き出すそうだ。
雨や雪をしのいで、日光にあてながら、最上川の冷たい風の恵みを活かす。軒下には大根も干されている。
冬の食生活の知恵と工夫が受け継がれている。寒さを利用したこの土地ならではの食の営みが広がる風景に出会う。

田沢 なごみの郷

 古民家の資材を用いて建てられたという道の駅田沢。木の温もりと歴史を感じる「なごみの郷」。もうすぐ、おひなさま。
今年もたくさんの土人形や段飾りのひな人形、つるしびなが飾られた。寄贈されたものも多く、大切に保管されている。
縁起物や世相を反映したもの、子供の成長を願うものなど。1体1体に奥深い物語が秘められているようだ。
折り紙で作ったおひなさま。おやつを置いてもらった遠い日が蘇ってくる。

-VICの窓から